水指「余韻」

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3月中旬、私が所属している鎌倉彫の会の、名誉会長の卆寿を記念する展覧会が東京都庁南展望室で開催される事になりました。今日のお稽古は仕事で休まなければならないので、昨日アトリエに届けて来ました。今回の展覧会は急に決まった事でもあり、作品も過去のもので良いと云う事だったので、会の創立50周年展に出品した水指を出す事にしました。所謂、鎌倉彫と云う雰囲気ではないけれど、私が考えた図案であり、題名の「余韻」は先生に付けて頂いた気に入っている作品です。お茶道具は自分ではまだまだ塗れないので、これは塗師やさんに塗って頂いたもので、私が持っている作品の中で一番高価なものとなってしまいました。


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作品を入れる桐箱も、単なる箱と云うものではなく大切に扱うものだそうで、展覧会に出品の折には汚れたりしないように紙で包むのだそうです。50周年展の時にも苦労して包んで出しましたが、二度と出品する事はないと戻ってきた折に剥がしてしまいました。下のほうに紐通しの穴が開いているので、今回もまた苦労しながらの包む作業でした。
箱の紐の結び方も、正式な結び方があるのですが忘れてしまい、これはいい加減な結び方です。


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by y-azusaya | 2008-02-09 22:37 | 日々のできごと | Comments(6)

Commented by suigo3 at 2008-02-09 23:24 x
やはり伝統文化にはしきたりがあるのですね!
早く漆を塗ることを覚えてください。
つるさんの作品はシンプルだが後を魅かれる作品ですね \(^o^)/
Commented by ぶしたけ at 2008-02-10 19:34 x
つる様
 いやぁ…色々とありますねぇ。私の
ような者には,これほどコマク取り組む
のは困難な気がします。それだけに,
面白いなぁ…と思って読ませていただ
きました。知らないものならなんでも
刺激されるわけではありませんので,
なんか自分にハマル要素があるの
だと思いました。
 …て,私のやっていることと照らし
合わせると,整合性ありませんね。
Commented by くりまま at 2008-02-11 13:06 x
格調高い作品ですね。
自然と背筋が伸びてきますよ。

こんな作品を作られるなんて
つるさんは凄いです。

箱の取り扱いもちゃんとした
心得がいるのですね。
Commented by つる at 2008-02-12 09:42 x
★suigoさん
漆塗りは習い始めて10年以上になりますが
なかなか奥の深いものです。
特に茶道具を塗るのはちょっと引けてしまいます。
Commented by つる at 2008-02-12 09:52 x
★ぶしたけ様
今日で入試業務も終わりですね。
地方会場は長期に渡るので、お疲れさまでした。
青森は飛行機の関係で明日の帰札だそうで・・・
今夜は業務を気にしないで飲めそうですね?

伝統的なものには結構決まりごとってあるようなんですが
道産子は知らない事が多いようにも。。。
Commented by つる at 2008-02-12 10:08 x
★くりままさん
そんな風に感じて頂いてうれしいです。
ちょっと独特な形をしていた木地なもので
図案を付けるのに苦労しました。
で、とてもシンプルに・・・

こう云うものの箱は、単に入れ物の箱って云うのとは違うようです。
骨董の器も箱があるとないのでは価値が違って来ますものね。
箱書きがあれば更に価値が上がります。
で、私もこの箱の蓋に、名誉会長に箱書きを書いて頂きました。
素人の作品で価値はまったくないですが・・・^^